ハロウィンの時期にコスプレをした外国人が電車で騒ぐ事例が確認され始めたのは、数年前とも、十数年前とも言われ、正確な時期はよく分かっていない。ただ、ネットの普及に伴い、外国人コミュニティ界隈で「電車内ハロウィンパーティ」の呼びかけが行われるようになったことは確認されており、規模も年々拡大してきたようだ。
2006年には大阪で外国人グループが大騒ぎする一件あり、それに業を煮やした警察やJR西日本が対策を強化。2007年は大阪方面では騒ぎは起きなかったが、東京では計画を把握していたにも関わらず、警察やJR東日本が強い対策を取らなかったために、冒頭のような騒ぎが起きてしまった。
ネットでは外国人グループの非常識極まりない行動の数々に、「パーティやるのは勝手だが、なぜ電車内でやる」「日本はなめられている」「警察やJRは何をやってるんだ」と憤慨する声が続出。過激な言葉も混じりながら、こうした外国人グループへの非難が殺到していた。
あれから1年が経ち、またハロウィンの季節がやって来た。今年も外国人グループが山手線での騒ぎを計画しているとの話がSNSなどを中心に出ており、ネットでは動向を警戒する動きが見られていたが、10月25日、小規模ながら計画は実行に移された模様だ。ただ、昨年の反省からか、警察やJR東日本は警備を強化していたため、それほど大きな混乱は起きなかったようだ。
今年は当初、10月31日に計画されているとの情報が流れていたため、再び31日に同じような騒ぎが起きる可能性は残されている。金曜の夜、混雑する山手線でこの計画が遂行されれば混乱は必至。昨年のような事態にならないことを祈るばかりだ。当日、山手線を利用する人はお気を付けて。