「Touch Pro」は今年6月に発表され、ヨーロッパ、米国、アジアなどの地域で順次販売される端末。9月9日にイー・モバイルが発表(10月発売予定)した「国内最薄・最軽量」を謳うHTC製スマートフォン「Touch Diamond」の、QWERTYキーボード搭載版といったところだ。
スペックは液晶が2.8インチ(VGA)のタッチスクリーン、OSはWindows Mobile 6.1、320万画素カメラ、メモリは512MBフラッシュと288MB RAM、外部メモリはmicroSDで、ほかに802.11b/g WiFi、Bluetooth 2.0 with EDRなどを搭載している。ただし、これらは海外版のスペックのため、auから発売されるバージョンとは異なる可能性もある。
auのラインアップに「Touch Pro」が加わることで、全キャリアのユーザーがスマートフォンを手にできる環境が整う。まだまだ日本のスマートフォン市場は小さいが、今後、市場拡大に向けて激しい販売合戦が繰り広げられていくことになりそうだ。