「プラトーン」「ウォール街」「ヤングガン」などに主演し、1980年代後半から90年代にかけてハリウッドスターとして君臨したチャーリー・シーンだが、アルコール依存症や交際相手への発砲事件などのスキャンダルによって人気が落ち込み、出演作が激減。00年の映画出演はゼロとなっている。
そんな窮地を救ったのが、テレビドラマだ。99年から徐々に出演を始め、02年には「スピン・シティ」でゴールデングローブ賞を受賞するなど、「24−TWENTY FOUR−」のキーファー・サザーランドと同様にテレビ俳優としての地位を築いた。
今回発表されたギャラは、03年から主演を務めているCBSの人気コメディ「Two and a Half Men」のもの。06年に推定されたギャラが35万ドルだったことから、2年間で倍以上の“評価”を得ているようだ。出演料以外の収入も含まれているようだが、1話(30分)で約9000万円は異例のことだろう。
計算上では年間2億ドル(約217億2400万円)を手にしているという。そのため、米国のブログなどでは驚きの声が上がっており、「80万って、ドルじゃなくてペソか?」などの意見が飛び交っている。
2位は「CSI:科学捜査班」のウィリアム・ピーターセン(1話につき60万ドル)で、3位はアニメ「ザ・シンプソンズ」の声優陣と、女優トップとなった「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」のマリスカ・ハージテイ(それぞれ1話につき40万ドル)だった。