日本で売れているゲームは、海外でも売れているのか。逆に海外で売れているゲームは日本で売れているのか。そんな疑問に答えるサービスをエンターブレインが始める。米国のThe NPD Group、英国のGfK Chart-Track Limitedと提携し、日米英のゲームソフトの売上ランキングを提供するという。国内外のランキングデータをまとめて提供するサービスは業界初の試みだ。

この新サービスのリリースに合わせ、エンターブレインは「2008年1月〜7月 日米英統合ソフト累計販売本数ランキングTOP5」を発表。日本では未発売ながら、海外の反響がたびたび伝わってくる「あのソフト」が1位に輝いている。

◎2008年1月〜7月 日米英統合ソフト累計販売本数ランキングTOP5
1位 GRAND THEFT AUTO IV(6,293,000本)
2位 大乱闘スマッシュブラザーズX(5,433,000本)
3位 マリオカートWii(4,697,000本)
4位 Wii Fit(3,604,000本)
5位 ギター ヒーロー3 レジェンド オブ ロック(3,475,000本)
(「Top Global Markets Report」 エンターブレイン/The NPD Group/GfK Chart-Track Limitedまとめ)

トップに立ったのは「GRAND THEFT AUTO IV」。その暴力的な表現が世界中で物議を醸しているあの作品だ。日本ではカプコンから、「18禁」の販売制限をかけた上で10月30日に発売される予定(プレイステーション3/Xbox360向け)。

2位から4位までは任天堂の作品が独占。5位の「ギター ヒーロー3 レジェンド オブ ロック」は、日本では26,000本と販売が低迷しているが、米国では300万本も売り上げるメガヒット作品となった。
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