8月22日付けの公式ブログのエントリー「いよいよ本番当日です!」では、本番前に「3連覇のプレッシャーがないと言えば嘘になります」と心中を告白。続く本番3時間前に更新されたエントリーでは、「日本のパンクロック魂を見せ付けます!」と気合いも十分だったが、結果は前2大会とはほど遠い6位に。日本から参戦していた市川ザ・ロック氏(日本大会優勝者)の4位にも及ばず、3連覇の夢は断たれてしまった。ちなみに、日本から参加していたもう一人、かながわIQ氏(AIRGUITAR JAPAN代表。放送作家)は15位。
この結果を受け、大地洋輔はブログで次のようにコメントしている。
「3連覇無理でした!! スミマセンでしたっ!!」
「なかなか世界一って三回連続取れないもんですね…」
「でも応援に来てくれた日本の人が凄く楽しんでくれたのでそれだけが救いです」
大地洋輔のエアギターをめぐっては、2006年大会で初めて優勝を決めたときから、海外のエアギターファンの間では疑問の声が上がっていた。太めの体格と、虎があしらわれた凄まじいデザインのセーターのインパクトが強すぎるため、本来のエアギターのパフォーマンスとは異なるところで評価されすぎている、と。それでも2007年大会では連覇を果たしたのだが、そうした2年越しのエアギターファンの批判が、今年の審査に影響を及ぼした可能性は少なからずあるのかもしれない。