そんな吉田選手が出場した決勝のテレビ中継で、時々映るスタンドの応援団の中に、ひときわ目立つ格好の男の姿があった。全身金色のボディスーツに身を包み、「日本」と書かれたハチマキをした男……。どこかで見たことがある顔のその男、実は江頭2:50だったのだ。
なぜオリンピックの会場で江頭2:50が応援していたのか、その理由に関しては「番組企画説」や「自腹応援説」などが飛び交っている状態で、真相はまだ分かっていないが、吉田選手と江頭2:50の「ランデブー」はこれが初めてのことではない。今年4月に長野で行われた北京オリンピックの聖火リレーに、江頭2:50は上半身裸、下半身は黒タイツのおなじみの格好で赴き、聖火ランナーとして走っていた吉田選手と手を振り合った仲なのだ。
吉田選手は金メダルを手にしたあと、日本人の応援団が陣取っていたスタンドの一角に向かって手を振っていたのだが、江頭2:50の呼びかけに気付いた吉田選手は無事に(?)長野に続く2度目の「ランデブー」を果たす。「吉田選手の活躍の場に江頭2:50あり(※一方的に)」を印象づけるシーンとなった。
ネットでは試合中から「あれは江頭2:50じゃないか」と騒然となり、アップ映像で確実に江頭2:50だと分かると大騒ぎに。もともとネットでは大人気の芸人ということもあり、「江頭は神」などと持ち上げられている。もちろん、吉田選手の金メダルと江頭2:50の間には何の関係もないのだが……。