極寒の星を舞台にした「ロスト プラネット」は、その美しいグラフィックやストーリー性、そして韓国の人気俳優イ・ビョンホンを主人公役に起用するといった映画的な演出から、「映画化も時間の問題では」との見方が早い段階から出ていたが、7月16日、米国で開催中のE3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)の会場で行われたプレスカンファレンスの席で、カプコンから正式にハリウッド映画化が発表された。
映画版のスタッフはまだ全陣容が固まっていないが、脚本家には「X-メン」の第1作を手がけたデイビッド・ヘイター、プロデューサーには「スパイダーマン」シリーズ全作品を手がけたアヴィ・アラッド、配給はワーナー・ブラザーズが担当することが決定している。ハリウッドの「超一流」たちの手によって製作されるようなので、B級テイストになる心配はする必要なさそうだ。
カプコンはゲームの映画化プロジェクトに力を入れており、3作目まで製作されている「バイオハザード」シリーズに加え、2009年には映画「Street Fighter: The Legend of Chun-Li(仮)」と「クロックタワー」、2011年には「鬼武者」を公開する予定。また、フルCG映画の「バイオハザード ディジェネレーション」も製作が進められている。