ベーゴマを現代風にアレンジし、1999年に発売されたタカラ(現タカラトミー)の「爆転シュートベイブレード」。カスタム性が高さや同名のマンガやアニメが登場したことにより、01〜02年にかけて社会現象となるほど小学生の間で流行した。その「ベイブレード」が進化を遂げ、「メタルファイトベイブレード」として8月9日に復活する。通信機能付き液晶ポインター「ベイポインター」が付属しており、バトルの戦績が残せるほか、特定のイベントや店頭でのポイント交換やライセンス獲得が可能。また、全国約100か所に専用の大型バトル機「ガンガンスタジアムベイ太1号」を設置し、プレイヤーに無料で開放する。価格は819〜3,150円(税込み)。

4層構造でパーツの組み合わせにより攻撃重視型や防御重視型、持久力重視型などにセッティングできる「ベイブレード」は、日本だけでなく世界的に流行し、累計販売数は1億6,000万個以上を記録した。その売り上げは1,650億円にのぼっている。

今回は「ベイポインター」によるポイントバトルを新たに導入しており、バトルの勝敗によってポイントが増減。プレイヤーの強さが液晶画面に表示されるため、対戦相手の強さがひと目で確認できる。

発売されるのは、コマ本体1個、発射装置1個、液晶ポインター1個のセット「BB-01 スターターペガシス」と「同ブル」(各1,554円)、コマ本体1個と発射装置1個のセット「BB-03 スターターサジタリオ」と「同レオーネ」(各819円)、コマ本体1個、特製カラーブルウィール1個、発射装置1個、液晶ポインター1個、スタジアム1個のセット「BB-09 ペガシスDXセット」(3,150円)の5商品。また、コマ単品(各630円)やスタジアム単品(1,260円)も同時発売する。

この発売を記念して、7月12〜13日に千葉・幕張メッセ、同21日に北海道・札幌ドームでイベント「メタルファイトベイブレード誕生祭!」を開催。新「ベイブレード」が楽しめるほか、賞品も盛りだくさんだ。09年以降にアニメの放映も予定しており、6年ぶりに「ベイブレード」ブームが訪れるかもしれない。
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