なので、今回イタリアでウェディング・ドレスのデザイナーを訴えた女性には、同情してしまうのです。30歳になるこの女性は、2006年に結婚式を同国ジェノヴァ東部にあるのキアヴァリという町で挙げたのですが、なんと結婚式の当日にとんでもないアクシデントに見舞われてしまいました。
なんでも神父さんの前で夫婦の誓いをしようとするその直前、日本円で40万円ほどしたウェディングドレスがウエスト部分で裂けてしまい、下半身がほとんど露出してしまったというのです。神父さんは目のやり場に困り、女性は顔面蒼白(そして赤面)。何とかドレスをたくし上げて誓いの言葉を交換し、神前で夫婦となることは出来たのですが、記念撮影もなにも出来なかったとか。
晴れの日だというのに、とんだ災難でしたねぇ。
ただし不思議なのが、なぜ2年も経った今、この女性がデザイナーを訴えることにしたのかということ。一部報道によると、彼女は最近、例のトラブルが発生した結婚式で夫となった男性と別居することになったそうなんですが、もしかしてそのビターな気持ちが今回の起訴にもなんらかの影響があったのでしょうか。
そうは思いたくないけれど……。