現在、5位ヤクルトに11ゲームの大差をつけられ、セ・リーグでダントツの最下位となっている横浜。交流戦に入ってから状況はさらに悪化しており、21試合を消化した時点で勝ち星はたった3つ。11位のヤクルトも4割をキープしている中で勝率1割台という惨憺たる成績だ。

交流戦2度目の5連敗を喫した6月8日の日本ハム戦では、観客席から「大矢、辞めろ!」という罵声が飛び交ったが、大量14失点で敗れ交流戦3度目の5連敗となった6月17日のロッテ戦でもファンが再び激怒。スタンドから「それでもプロか」「3回でお客が帰ったぞ」(スポーツナビより)という罵声が大矢監督に浴びせられたのだ。

横浜は.386で打率トップの内川聖一外野手をはじめ、チーム打率は.265とセ・リーグ3位の成績。しかし、防御率は圧倒的最下位の4.93と「投壊」が指摘されている。17日のロッテ戦でも、先発した新人の桑原謙太朗投手が初回に5点を失い、最終的に5本塁打を浴びて14失点の大敗だった。

ファンが激怒する状況は大矢監督も真摯に受け止めており、「せっかく応援してくれているのだから、それは当然だと思う」(スポーツナビより)とコメント。しかし、打開策が見つかっていないだけでなく、今季先発陣で唯一防御率2点台の三浦大輔投手を阪神が獲得に動いているとも報じられている。
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