そんな福嗣くんがネットで人気があるのは、「落合福嗣伝説」と題されたホームページの存在が大きい。同ホームページには、真贋は分からないものの、これまで福嗣くんが残してきたいくつもの「伝説」とされる逸話がまとめられており、その内容はまさに「ハチャメチャ」なものばかり。ほとんどは福嗣くんの子ども時代に見せた(とされる)「傍若無人」なエピソードで、中には「人としてどうなの……?」という酷いエピソードもチラホラと見られる。
こうした「伝説」について、これまで福嗣くんが公式に回答することはなかったのだが、現在発売中の「週刊プレイボーイ」に、福嗣くん本人が「伝説」について解説するという、ファン(?)が待ち望んでいた企画が掲載された。その理由を「あまりに事実とかけ離れた話がひとり歩きしていて、正直困ってるんだ…だから、ここらで一回、シロクロつけたいと思ってね」(プレイボーイより)と説明している。
例えば「テレビ番組で落合家にやって来た撮影スタッフの前で、テーブルの上で裸になり、料理の上に放尿。その様子が全国放送され、東スポの1面を飾った」という「放尿伝説」。数ある「伝説」の中でも有名なエピソードのひとつだが、福嗣くんは「ボクはテーブルの上から床に向かってした」(同誌より)ことは認めつつ、料理の上にしたことは完全否定している。当時3歳くらいだった福嗣くんはスタッフにトイレへ行かしてもらえず、「そこで出しちゃっていいよ」との指示を受け、過ちを犯してしまったそうだ。
また、「ナインティナインの岡村隆史が肩を組もうとしたら『誰に肩組んでんだよ!』と激昂した」という「暴言伝説」については、「子供の頃には芸能人のことをあまりよく知らなかった」「あんまり覚えてない」(同誌より)と前置きした上で、「多分、知らないおじさんにいきなり肩を組まれたから、『おい、ちょっと待てよ』って感じで言っただけだと思うよ」(同誌より)と説明。ほかにもキャイーンやダチョウ倶楽部、とんねるずの石橋貴明などに対する「暴言伝説」が存在しているが、基本的には記憶が定かではないようだ。
さらに「女子アナの髪を引っ張り、『ボクのパパは三冠王だぞ〜』と絶叫。また、胸をもみしだいたり、スカートの中に顔を突っ込んだりとやりたい放題だった」という「女子アナキラー伝説」については、髪の毛を引っ張ったかどうかの記憶は曖昧なものの、「おっぱいは触ってるだろうね」「女子アナのスカートに頭を突っ込んだのは覚えてる」(同誌より)と「伝説」を認めている。この「伝説」はほぼ正しかったと考えて良さそうだ。
このような「伝説」に対する回答が「プレイボーイ」には7つ掲載されている。基本的に「伝説」には多少の尾ひれが付いているものの、根幹となる部分は「事実」と認めているものが多い。福嗣くんの「伝説」が気になっていた人は要チェックだ。