BD陣営の中核であるソニーの「プレイステーション3」がBDに対応したのに対し、Xbox 360は06年11月に外付けのHD DVDプレーヤーを発売。しかし、2月19日の東芝撤退を受け、マイクロソフトも同26日に販売中止を発表していた。
そのため、マイクロソフトは2万790円で販売していたXbox 360 HD DVDプレーヤーの定価を廃止し、アマゾンなどは約80%オフとなる4,980円で販売。この低価格が人気を呼び、アマゾンでは在庫切れ、同程度の価格で販売していた秋葉原の取り扱い店では入荷数時間後に完売するという予想外の状態になっている。
撤退が発表されているため新たなタイトルが出る可能性は低いが、4,980円はかなりの低価格。撤退前にマイクロソフトが「驚異の映像体験」と喧伝していた性能を手軽に味わえるチャンスだ。