「60s 70s 80s」に収録されるのは3曲。60年代をテーマにした「NEW LOOK」はシュープリームスの「BABY LOVE」をリメイクした楽曲で、T.Kura&michicoがプロデュースを担当。70年代をテーマにした「ROCK STEADY」は、アレサ・フランクリンの名曲をプロデューサーのMURO&michicoがサンプリング。80年代をテーマにした「WHAT A FEELING」は、アイリーン・キャラの同名曲(映画「フラッシュダンス」の主題歌)を大沢伸一がアレンジした楽曲だ。DVD付きのバージョンには、それぞれの楽曲のプロモーションビデオが収録される。
ネットでは「安室奈美恵×ヴィダルサスーン」の評判は上々で、特にCMがヘビーローテーション中の「NEW LOOK」の人気が高い。「曲も映像もオシャレ」「何度見て、聴いても飽きない」「本当にかわいい」「また安室奈美恵ブームが来そう」「日本語の歌詞もいい」と、絶賛の声が相次いでいる。
安室奈美恵が最後にオリコンシングルチャートの1位を獲得したのは、意外なことに1998年12月に発売した「I HAVE NEVER SEEN」までさかのぼる。昨年発売した「Baby Don’t Cry」(1月)は3位、「FUNKY TOWN」(4月)も3位と、あと一歩のところで1位には届かなかった。「60s 70s 80s」は耳に残るナンバーであり、CMで大量に流れている楽曲でもあり、さらに前評判が良いと三拍子揃ったシングルになるだけに、10年ぶりのオリコン 1位を獲得できるかにも注目しておきたいところだ。