そんな「マネーの虎」が放送終了から4年の月日を経て、米国でリメイクされることが決定したとVariety JAPANが報じているなり。「マネーの虎」は海外でも人気のあるコンテンツで、過去には「Dragon's Den(竜の住処)」のタイトルとして英国でリメイクされているほか、オーストラリアやカナダ、オランダなどでも同様のリメイクが行われているなりよ。日本での放送終了と同じ頃、米国でもリメイクが検討されたことがあったなりが、諸事情によりお流れとなり、4年の熟成期間の末にようやくリメイクが実現することになったなりね。
米国版のタイトルは「The Shark Tank(鮫の水槽)」。日本の「虎」、英国の「竜」、米国の「鮫」とそれぞれ動物が異なるなりが、そこから連想できる番組のイメージはほぼ同じなのは面白いところなり。
ちなみにVariety JAPANは、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気コーナー「脳カベ」も米国でリメイクされると報じているなりよ。海外でリメイクされる日本の映像作品といえば、真っ先に思い浮かぶのは映画やアニメなりが、テレビ番組も意外とリメイクされていることが多く、古くは「風雲たけし城」(TBS系)や「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(テレビ朝日系、→パワーレンジャー)、近年では「料理の鉄人」(フジテレビ系、→アイアン・シェフ・アメリカ)といった日本の番組が海外でリメイクされるケースが年々増えてきているなりね。そうした番組のラインアップに、「マネーの虎」や「脳カベ」も加わることになったわけなり。
日本の映画やアニメが海外で高い評価を受けているように、テレビ番組も成功事例が増え、ジワジワと評価が高まってきている昨今。新しい「日本の文化」の急先鋒として、テレビ番組も重要なポジションを担っていくことになりそうなり。