この調査は、同社が調査会社マクロミルに委託して昨年11月19、20日に実施したもの。対象となったのは、従業員1,000人以上の法人でURLフィルタリングを導入しているシステム管理者515人だった。
それによると、発信型のウェブサイトを使った「情報の発信」と「ファイルの送付」に関して、52.1%が「両方とも追跡できる仕組みがある」と回答。どちらか一方のみの対応を合わせると、81.8%のシステム管理者が対策を講じていることが分かった。
アクセス制限を行っているサイトについては、アダルト系ブログが81%で、2ちゃんねるが76.6%と他を圧倒。SNSやポータルサイトの掲示板、芸能人ブログなども35〜55%にのぼった。
こうしたアクセス管理のため、報告書作成は1〜2日以上という回答が63.3%、報告頻度も毎月が3割以上と負担は大きい。また、手間のかかる作業で最も多かったのは「ログ解析」(67.1%)だった。