そんなフィルムトイカメラに、タカラトミーが「ホルガ」でおなじみのパワーショベルとのコラボレーションにより本格参戦する。角張ったプラスチックボディとカラフルな本体色(グリーン、ピンク、ブルー、ブラック)がかわいらしい「ToLne(トルネ)」を開発、11月29日から発売することになった。カメラ本体とフィルター×3、コンタクト(内部フィルター)×1がセットで、価格は3,990円(税込み)。
本体セットの内容は、次のとおり。
・フィルター「FOG」…霧がかかったような柔らかな描写を作る
・フィルター「TRIPLE」…反射を利用して3つの像を作り出す
・フィルター「SEPIA」…全体的な色味がセピア調に変化
・内部フィルター「FILM FLAME」…写真のフィルムを切り出したような仕上がりに
また、本体の発売に合わせて、フィルターのセットも2種類発売される。セットの内容は次のとおり。
[フィルターセット1]893円(税込み)
・フィルター「BLUE」…まるで海の中にいるような青みがかった描写を作る
・フィルター「ZOOMING」…被写体が迫ってくるような迫力のある効果
・フィルター「CROSS LIGHT」…光が十字に走るような描写に
・内部フィルター「MOVIE FLAME」…映画フィルムのような仕上がりに
[フィルターセット2]893円(税込み)
・フィルター「HEART」…中心から周りをハート型にデコレーション
・フィルター「SPEED」…被写体をブラしてスピード感のある描写に
・フィルター「DEFORMATION」…対象をタテに伸ばしたような効果
・内部フィルター「DRAMATIC FLAME」…ワイド画面映像のような仕上がりに
ソフトフォーカス(輪郭のぼやけた写真)や多重露光(1枚の写真に複数のシーンを重ねた写真)、バルブ撮影(シャッターを長い時間開き、モノが動いた軌跡を映し出した写真)など、本体だけで面白い写真もお手のもの。各種フィルターを使えば、その楽しみ方は無限大に広がっていく。本格的なカメラとは異なり、本体もフィルターも、安価で手に入り、簡単に扱えるのが嬉しい。
誰でも気軽にアーティストのような写真が撮れる「ToLne」。アナログな質感の写真が好きな人はぜひ。