注目されたのは、MTV VMAでも2部門を受賞したジャスティン・ティンバーレイク。昨年の最多2部門受賞の勢いもそのままに、今回も最多4部門にノミネートされていたのだけど、結局1つも受賞できなかったのだ。
代わって最多受賞者は、最優秀ソロアーティスト賞と最優秀トラック賞を受賞したアヴリル・ラヴィーンと、最優秀ライブアクト賞と最優秀UK&アイルランドアクト賞を受賞したミューズだった。VMAでは最優秀シングル賞をリアーナに譲ったアヴリルだけど、今回は雪辱を果たしたのだ。
そのリアーナも最優秀R&B・ヒップホップ賞を受賞。最優秀バンドはリンキン・パークで、アルバム『†(クロス)』が日本でも大ヒットしたジャスティスが最優秀ビデオ賞、日本のビジュアル系バンドの影響を受けたドイツのトキオ・ホテルが最優秀インタラクティブ賞を受賞している。
スヌープ・ドッグが司会を務めるなど、欧米の垣根を感じさせない授賞式だったようで、パフォーマーもアヴリルのほかフー・ファイターズやMIKA、エイミー・ワインハウス、マイ・ケミカル・ロマンスなど多種多様。ピート・ドハーティ率いるベイビー・シャンブルズも出演したようなのだ。