しかしカフェ業界のトップを走り続けていた同社なのですが、最近米国ではその勢いに陰りが出てきたといわれてます。しかもそれがカフェ・ビジネスを専門とする同業他社との競争の結果ではなく、ファストフード業界のコーヒーのメニュー強化が主な理由だということ。
まずドーナツ大手のダンキン・ドーナツが、近年コーヒー・メニューを強化。さらにハンバーガー・チェーンのマクドナルドもプレミアム・コーヒーの販売を始め、その製品の質の高さが米消費者情報誌にスターバックスよりも美味しいと評されているほど。しかもスターバックスはこの3年、連続で米国での業績下降が続いており、株価も昨年の11月から30%も下落。さらに今年に入ってから、店舗における集客数も同社の創立以来、初の減少を記録しているそう。
これらの結果は、今までカフェ業界の王道を走ってきたスターバックスにとって、かなりの衝撃だったに違いありません。果たして今後同社がどうやってライバルからの挑戦を乗り越えていくのか。まあ、大企業だけにそう簡単につぶれることは無いだろうけど、ウォール真木も「スタバ中毒」の1人として、今後も同社の動向には目を光らせることにしましょう