でそのビデオ。エルビス・プレスリーやら、ローリング・ストーンズやら、ビートルズやら音楽界に大影響をもたらした大物が登場する中、ニルヴァーナのカート・コバーンも「出演」していました。あの長い前髪で顔をほとんど隠しつつ、うつむき加減で歌う姿、一発で彼だと判りましたぜ。考えてみると、確かにニルヴァーナはグランジ音楽の代表的存在。シアトルの自宅での自殺というショッキングな最後を含めて、そのフロントマンであったコバーンは、ある意味「神話」を作り上げたといっても過言じゃないでしょう。こうして「ダニーカルフォルニア」で他の大物と肩を並べていても不思議じゃない。
彼の死後13年たった今、彼の妻であったコートニー・ラブがコバーンの遺品を競売にかけるつもりだと発表しました。予定では競売大手のクリスティーズに委託するそう。彼女いわく、彼女も娘のフランシスも、それほど遺品を手元に残しておきたいという強い希望がないそうなので、今回の競売を思いついたのだとか。
ファンにとって、今は亡きコバーンの所有物が手に入るかもしれないというまたとないチャンス。一体どんなアイテムが競売あれるのか、興味深々ですな。