でも、レンタルビデオ大手のゲオと、携帯電話向けコンテンツ大手のインデックス・ホールディングスが合弁で設立したリテールコムが、現在の状況に風穴を空ける……かもしれない、何やら新しいサービスを始めるようなりよ。サービスの名は「Sound Portal(サウンドポータル)」。サービスの開始は4月中旬を予定しているなりが、プレサイトには意味深な動画「はさまった男」が公開されているなりね。
むむ、クレイ風の人形を使った面白い動画ではあるなりが、これを見てもサービスの概要がよく見えない……。でも、それもそのはず。「Sound Portal」のサイトでは4月上旬に第2弾、4月中旬に第3弾の動画を公開する予定で、次第にサービスの全容が明らかになっていく仕掛けのようなりよ。
プレスリリースには少しだけ、新サービスの内容が掲載されているなり。分かる範囲で、情報をまとめておくと。
・「Sound Portal」は、CDから自分が所有するPCに楽曲を取り込み、いつでもどこでも携帯電話で再生できる形式に変換できるサービス。
・自分の所有するCDのリストを公開できるコミュニティサイトと連動予定。
これだけの情報では漠然としているなりが、このタイミングでリリースされるサービスだけに、単にCDを携帯電話で聴ける方式にするだけではないはず。もしそれだけなら、多くの端末が対応しているSD-Audioなどとの差異化ができないなりからね。プレスリリースは「画期的な新サービス」と豪語しているので、SD-Audioなどとは異なる「何か」があると推測できるなりよ。
いったいどのような「画期的な新サービス」が始まるのか。順次公開される動画を見ながら、楽しみに待ちたいなりね。