それだけでなく、同24日には「YouTube」へのアクセスが遮断されていることも判明。Narinari.comでもお伝えしたように、配信サイトから動画を拝借する“便乗モデル”ゆえの懸念が現実になってしまったのだ。その理由は以前として判明しないものの、ニワンゴは「ニコニコ動画経由のアクセスが多くなりすぎたからではないか」(IT PLUSより)と予想している。
こうしたことから、ニワンゴが自前の動画投稿サイトを3月初旬に開設することを決定したのだ。アクセスを遮断されていない「Ameba Vison」や「フォト蔵」の動画にプラスして、新サイトの動画にもニコニコ動画のコメントが付けられるようにするのだそう。新ニコニコ動画の開発状況や寄せられた要望などは、開発者ブログで確認できるのだ。
短期間でニコニコ動画に魅了されてしまったぼくにとって存続はうれしい知らせなのだけど、莫大な投稿量を誇るYouTube抜きに今までのようなサービスが行えるのかという疑問があるし、自前の動画投稿サイトを設置することで運営費や著作権の問題も発生する可能性がある。現在、いくつもの訴訟を抱えている「ひろゆき」こと西村博之氏、不安の種がまた増えそうなのだ。