県のイメージをどう感じるのかは個人差がある問題なので、それほど重く受け止める必要はなさそうなりが、千葉県はどうやらかなり気にしていた様子。そんな「垢抜けない」イメージを刷新しようと、初の県の統一ロゴ「ちば」を作成、2日にお披露目会見が行われていたなりよ。その席で堂本暁子知事は「千葉の持っているパワーをロゴに凝縮した。いろいろな形で使っていきたい」(東京新聞より)と、今後の積極的なロゴ展開に意欲を燃やしていたなりね。
このロゴをデザインしたのは、グラフィックデザイナーの仲條正義氏。1933年生まれの仲條氏は、これまで資生堂を中心にロゴデザインに携わり、ADC会員最高賞や日本宣伝賞、TDC会員金賞、紫綬褒章などを受賞、「グラフィック界の重鎮」と呼ばれる著名デザイナーなりよ。千葉県の多様な魅力を平仮名の「ちば」の二文字に凝縮し、洗練されたイメージに仕上げたそう。
でも、千葉県や仲條氏のロゴに込めた思いは県民には上手く届かなかったようで、ネットを中心に大ブーイングが起きているなりよ。その批判は「ダサすぎる」「どこが洗練されているんだ」「こんなデザインにいくら税金を使ったのか」と、かなり辛辣なものばかり。中には「県民をやめたい」という声まで飛び出す始末なりね。
千葉県はこうしたブーイングは「予想外」としながらも、従来の方針通り、「ちば」のロゴを展開していく模様。具体的には県のポスターや広報刊行物、職員の名刺などにこのロゴが使われるなり。
皆さんは「ちば」のロゴ、どういった印象を持つなりか?