でも、ようやくその壁がすべて取り払われる時が訪れるなりよ。すでにボーダフォンは昨年11月から、「ボーダフォン→NTTドコモ」「ボーダフォン→au」の流れで絵文字を自動変換するサービスを3G端末向けに提供しているなりが、これにNTTドコモとauが追随、ついにキャリアの壁をユーザーが気にすることなく、自由に絵文字を使ったメールを送り合える環境が整うことになったなりね。
それでは簡単に、NTTドコモとauから発表された絵文字自動変換の仕様と提供時期をまとめておくなり。
[NTTドコモ 絵文字変換機能]
・ドコモ端末からの送信メール内にある絵文字を送信先会社の類似絵文字に自動変換。
・新たな申込みや設定は不要。
・価格は無料。
・開始時期は2006年7月12日から。
[au 絵文字互換サービス]
・au端末からの送信メール内にある絵文字を送信先会社の類似絵文字に自動変換。
・EZコンテンツ「絵文字め〜る」などと同等の機能を標準サービスに。
・新たな申込みや設定は不要。
・価格は無料。
・開始時期は2006年9月5日から。
ということで、NTTドコモは今日12日から、auは少し先の9月5日から絵文字自動変換サービスが提供されるなり。「なぜ、ユーザー本位で考えれば優先的にやるべきだったことを後回しにしてきたのか」という怒りにも似た感情はひとまず胸にしまって、ようやく各キャリアが重い腰を上げたことを素直に喜びたいなりね。
絵文字を使うことで、メールの文面がグッと楽しくなるのは多くのユーザーが体験済み。これからキャリアの壁を越えて絵文字を使ったメールが飛び交うことで、さらに「メールは携帯電話で」という流れが加速していきそうなり。