とはいえ、仕事も抱えていることもあり、球場に行って生で野球を観ることができる機会はほんの数回ほど。そのためどうしても野球観戦はテレビが中心になってしまうなりが、これまでは試合終了まで完全中継してくれるケーブルテレビで観ることが多かったので、あまり地上波のテレビ中継には興味がなかったなりよ。でも、最近出歩くことが多くなったことに加え、ワンセグケータイを手に入れたこともあって、今年は地上波の野球中継を見る機会がグッと増えそうな予感がしているなりね。
そこで気になったのが野球中継へのテレビ各局の取り組み。各局とも毎年趣向を凝らしながら、少しずつ野球中継の在り方も変化をしてきているなりが、今年はどのような工夫をする方針なのか、読売新聞にちょうどそんな記事が出ていたのでポイントだけ整理しておくことにするなり。
NHK…セ83試合、パ43試合を試合終了まで中継。地上波では5試合の巨人戦中継を予定。
日本テレビ…再現などのビデオ映像を減らし、試合自体を楽める方針に転換。巨人戦中継は昨年より4試合減の69試合。
TBS…元マリナーズの佐々木主浩投手が解説者に新加入。
フジテレビ…巨人戦の最大延長を15分に短縮。CSでは巨人戦以外のヤクルト主催全試合中継。
テレビ朝日…巨人戦は延長の有無や深夜の録画中継への移行、地上波以外での放送への切り替えなどを検討。
テレビ東京…巨人主催試合を初めて中継(2試合)。他球団主催の巨人戦も3試合。
各局とも昨年とは異なるのは巨人戦の扱い。昨年は巨人の成績低迷に連動するかたちで視聴率も悪化の一途をたどり、各局ともテコ入れは不可避と言われていたなりよね。実際に中継数を減らしている局も多く、また、シーズンの成績如何によっては録画中継への移行を検討しているところもあるなりよ。ただ、そういう状況だからこそテレビ東京が巨人戦の中継をできる環境になった、との副産物も。これまでと同様、地上波の中継は巨人戦が中心なのは仕方がないなりが、徐々に少しずつ変化はしてきているなりね。
来週末にはプロ野球を楽しむことができるなりね。もうウズウズしっぱなしなり(笑)。今年もプロ野球を堪能しまくるなりよ!