今年は20回目の節目を迎えた「ゴールドディスク大賞」なりが、発表と授賞式が9日に行われ、グランプリをはじめ各賞に選出されたアーティストが明らかになったなり。まずはその結果をまとめておくなりね。
[アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)]倖田來未
[アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽)]O-ZONE
[ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー]伊藤由奈、Mi(エムアイ)、K、高橋瞳、HIGH and MIGHTY COLOR、YUI、WaTほか
[演歌/歌謡曲アーティスト・オブ・ザ・イヤー]氷川きよし、水森かおり
[ソング・オブ・ザ・イヤー(邦楽)]「Be My Last」(宇多田ヒカル)、「ただ…逢いたくて」(EXILE)、「*〜アスタリスク〜」(ORANGE RANGE)、「お願い!セニョリータ」(同)、「キズナ」(同)、「ラヴ・パレード」(同)、「SCREAM」(GLAY×EXILE)、「さくら」(ケツメイシ)、「青春アミーゴ」(修二と彰)、「OCEAN」(B'z)、「粉雪」(レミオロメン)
一般の賞でいわゆる「グランプリ」や「大賞」にあたるのが「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」。今年は倖田來未が全作品で354万6712枚(アルバム計226万8578枚、シングル103万4595枚、音楽ビデオ24万3539枚)、推定100億円を売り上げて堂々の受賞となったなりよ。昨年の倖田來未はCDの発売枚数、露出度、話題性、どれを振り返っても「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に相応しい活躍を見せていたなりよね。純粋にCDの売り上げ枚数では遠く及ばないものの、勢いという意味では、同じエイベックスの「女王」として長年君臨してきた浜崎あゆみとの世代交代を印象付けた一年だったなり。
今月8日には、12週連続リリースのシングル全作を収録した2枚目のベストアルバム「BEST 〜second session〜」を発売し、2日で100万枚の出荷を突破。CDの売れない今の時代に、これだけのロケットスタートを切る例はそうあるわけではないので、次回の「ゴールドディスク大賞」もすでに射程圏に捉えていると言えそうなりよ。昨年の音楽シーンを「エロかっこいい」のキーワードで駆け抜けた倖田來未が、今年も引き続き旋風を起こしてくれそうなりね。