当初の予定日(3月10日)から少し発売が延期されたのは残念なりが、発売前にじっくりと「SO902i」をチェックする時間ができたと前向きに捉えるのが「ソニエリ愛」。ちょうど、「SO902i」の開発担当者のインタビューがITmediaに出ていたので、少し見ておくことにするなりね。きっと「ソニエリ愛」に充ち満ちたユーザーならば、そのこだわりの数々に悶絶すること間違いなしのインタビューなり。
[デザイン編]
「SO902iがストレート型を選んだのは、3メガピクセルカメラを搭載した端末として国内で最小・最軽量を目指したからだ」
「preminiシリーズで培ったノウハウを生かしたSO902iでは、波形の『ウェーブデザインキー』を採用している。キーを連続した波形にすることで面積を大きく確保し、押しやすそうな安心感を持たせながら、premini-IIと同様の快適な操作性を実現している」
「(キーのバックライトは)青色LEDがいいのではないか、という意見も社内にあったというが、SO902iはpreminiからさらに進化したものだという意味も込めて白色LEDを用いた」
[UI(ユーザーインターフェース)編]
「UIは端末の顔であり命なので、妥協したくなかった。パワーをかけて開発するべきだと考えた」
「(SO902iのUIは)例えていうなら、夏休みが明けて久々にあった女の子が、化粧がうまくなってちょっと大人びたような感じ」
「SO902iの左側面に設置された『どこでもキーロック』ボタンも、使い勝手のよさを追求する上で不可欠なものだった。これは、ソニエリの悲願ともいえる機能だ」
ソニー・エリクソン製の端末がほかのメーカーの端末に比べて根強いファンを抱えているのは、デザインやUIに対するこだわりに多くのユーザーが共感しているから。「SO902i」ではソニー・エリクソン初のFOMA端末ということで、PDCの良いところを残しつつも、しっかりと進化を遂げているようなりよ。それが「夏休みが明けて久々にあった女の子が、化粧がうまくなってちょっと大人びたような感じ」という表現となって現れているなりね。
まだ明確な発売日はアナウンスされていないなりが、どうやら3月中には店頭に並ぶ様子。ソニー・エリクソン製のFOMA端末を待ち望んできたユーザーの悲願達成まで、もう少しなり。