登場から四半世紀も経つと、使い捨てカイロの形状やバリエーションもずいぶんと進化してきているなりが、例えば白元の「ホッカイロ」のラインアップを見ると、オーソドックスなものから、貼るタイプのもの、肩や腰などの凹凸にフィットする立体タイプのもの、ひざ用のサポータータイプのもの、くつに入れるタイプのものなどなど。利用するシーンに適したバリエーションが豊富に揃っているなりね。
そして、最近にわかに話題となっているのが塗るタイプのもの。そもそも、身体に直接塗って温めるという発想は従来の使い捨てカイロとは一線を画すなりが、同じ「ホッカイロ」の名称で売り出されているなりね。どのようなものなのか、エキサイトにレビューが掲載されているので、少し見ておくことにするなり。
「一見すると普通のクリームだが質感が特徴的。ザラザラしていて、のびずにまとわりつく感じ。手と足に塗ってしばらくおくと、確かに指先がジンワリと温かくなった」
「もちろん通常の『貼る』ホッカイロのように劇的に温かいわけではなく、あくまでほのかな温かさだけど寝るときにはちょっと嬉しい感じ」
「(白元によると)塗った手と塗らない手の比較においては約2〜3度、塗ったほうの手の皮膚表面温度に違いがでてきます」
一般的な使い捨てカイロは鉄粉と水の化学反応によって温かくなるなりが、塗るタイプの「ホッカイロ」はあくまでも温感クリーム。仕組みが全く異なるなりね。ただ、しっかりと「塗らないよりは、塗ったほうが温かい」ということは体感できるようなりよ。
類似品もいくつか出ているようなので、興味ある人はぜひドラッグストアなどで探してみてくださいませ。