そして、現在カリフォルニア州サンフランシスコで開催されている「Macworld Conference&Expo」でのジョブスCEOの基調講演において、インテル製チップを搭載した新しいノートパソコン「MacBook Pro」が披露されたなり。昨年末には「1月のMacworldで発表される」との噂がMacコミュニティを中心に駆け巡っていたなりが、その予測が見事に的中したことになるなりね。
発表された「MacBook Pro」は2モデル。どのようなモデルなのか、そのスペックを簡単にまとめておくなりね。
[MacBook Pro 1.67GHz搭載モデル]
・15.4インチ(1,440×900ドット)のTFT液晶。
・CPUはIntel Core Duoの1.67GHz。
・スロットローディングタイプのスーパードライブ。
・メモリは512MB。
・HDDは80GB。
・グラフィックはATI Mobility Radeon X1600(128MB)。
・「iSightカメラ」を内蔵。
・「Apple Remoteコントローラ」を同梱。
・重量は2.54kg。
・価格は249,800円。
[MacBook Pro 1.83GHz搭載モデル]
・15.4インチ(1,440×900ドット)のTFT液晶。
・CPUはIntel Core Duoの1.83GHz。
・スロットローディングタイプのスーパードライブ。
・メモリは1GB。
・HDDは100GB。
・グラフィックはATI Mobility Radeon X1600(256MB)。
・「iSightカメラ」を内蔵。
・「Apple Remoteコントローラ」を同梱。
・重量は2.54kg。
・価格は309,800円。
ジョブスCEOの説明によれば、Intel Core Duoを採用したことで、従来の「PowerBook G4」に比べて「4倍速い」のが今回の「MacBook Pro」の特徴。それ以外は、相変わらずの大きさも含めて「PowerBook G4」からの順当なバージョンアップと言えそうなり。まあ「MacBook Pro」の第一世代なので、こんなものなりか。
旧来の「PowerBook」ユーザーにしてみれば、「MacBook Pro」への移行によって「PowerBook」の名が消えてしまうのは寂しいもの。でも、それだけ大きな転換期ということなりよね。この方針を前向きに捉えて、今後の「MacBook Pro」の展開に期待したいものなり。