基本的に「フィッシュケーキ」は魚の練りものなどを指す言葉。プログレッシブ英和中辞典で「fish cake」を調べてみると、「フィッシュボール、魚肉だんご(fish ball)」と説明されているなり。日本ではあまり頻繁に見かける言葉では無いなりが、例えば紀文は「かまぼこ」「ちくわ」「はんぺん」「つみれ」などの練りものに関する情報サイトを開設し、その名を「フィッシュケーキクラブ」と名付けているなりね。なので、「フィッシュケーキ=練りもの」が一応は通例と考えて良さそうなりか。
ただし、最近話題となっている「フィッシュケーキ」はこれらとはちょっと異なるもの。すり身を使用しているのは確かなりが、イメージ的には魚のほぐし身をギュッと成型して焼いた感じのものなりね。仕掛けているのは、神奈川・小田原の老舗かまぼこメーカーの鈴廣。伝統的なすり身の技術に新しい感覚をプラスした製品を開発できないかとの思いから誕生したのが、ニュータイプの「フィッシュケーキ」なりよ。そして、東京・代官山に「フィッシュケーキ」の販売とカフェを併設した「FISH&CAKE DELI」一号店を7月17日にオープン。じわじわと話題を呼んでいるなりね。
コ○助は魚も練りものも大好物。それゆえ、オープン当初からずっと気になる存在だったなりが、代官山の「FISH&CAKE DELI」以外では購入できないので、なかなか食べる機会に恵まれずにいたなりね。ただ、ちょうど別件で代官山に行くことになったので、ついでに「FISH&CAKE DELI」にも足を伸ばしてみることにしたなり。
購入してみたのは、「香菜(パクチー)」「金目鯛」「たこ」の3種類×2個ずつ。これにマヨネーズ、ケチャップ、わさびソース、梅ソースなどのソースを付けて食べるのがオーソドックスなスタイルなり。ほかに、ソースを付けずにスープに入れたり、サラダに加えるなどの食べ方が提案されているなりよ。コ○助は初体験だったので、とりあえずオーソドックスに食べてみることに。
原料は魚なので、低カロリーにして高タンパク。美容や健康に良いアミノ酸を豊富に含んだ「フィッシュケーキ」、皆さんも機会があれば、ぜひ試してみてくださいなり。