飾りパンはフランスやドイツではひとつの文化として根付いているなりが、日本には16世紀に食べるパンの文化は伝来したものの、飾りパンに関してはちゃんとしたカタチで伝来することがなかったため、文化として根付かずに現在に至っているなり。そのため、国内には飾りパンのプロはそれほど多くはないのが現状。あまり需要がないという社会状況も相まって、なかなか飾りパンが陽の目を見ることが無いなりよ。
そんな「飾りパン後進国」とも言われる日本ながら、パンの世界のワールドカップとして知られる「クープ・デュ・モンド」の飾りパン部門で、1996年のグランプリを獲得した日本人がいるなり。その人物は神戸屋の馬場正二氏。現在は神戸屋キッチンのルミネ立川店の店長を務めているようなりが、この度、丸の内オアゾの開業1周年を記念して壮大な飾りパンを馬場氏が製作したなりね。テーマに選んだのは「バルセロナのサグラダファミリア」。1882年の着工して以来、今なお建造が続いているアントニオ・ガウディ設計の大聖堂なり。
世界が認める飾りパンの腕がどのようなものなのか、コ○助も気になったので実際に見に行ってきたなりよ。9月14日からのイベント「丸の内オアゾ 1st Anniversary」(〜10月10日)に合わせ、「○○広場(おおひろば)」に展示されているなりね。