そんな「G'zOne TYPE-R」へのこだわりについて、開発陣が語った内容をまとめた記事がITmediaやケータイWatchに出ているなり。auの端末には他のキャリアには見られないようなこだわりを見せる端末(au design projectの端末など)が多いなりが、「G'zOne TYPE-R」もそれらに負けず劣らずのこだわりを感じるなりね。
「手にとってもらえる大きさに落とし込む。そこに時間がかかっている」
「折りたたみ型で防水。実現へのネックとなったのは、想像通りヒンジ部分だった」
「コンセプトモックがむちゃくちゃかっこよかったんですよ」(ITmedia)
「プロトタイプはすでに2年前に完成していたが、折りたたみ形状による苦労で開発を中断せざるをえなかった」
「(ヒンジ部は)可動部なので隙間をなくすことはできない。水が入らないようにすると、どうしても大きくなるが、発想を変えてヒンジには水が入ってもいいようにした。ただし、液晶やボディ側には浸水しない」
「今回のモデルは、2年以上をかけてじっくりと開発してきた。一点の妥協もない」(ケータイWatch)
「G'zOne TYPE-R」のウリのひとつがJIS保護等級7相当の耐水性能。端末に可動部が多いと、それだけ端末の中に水が入り込む余地を与えてしまうことになるため、最も大きな可動部のヒンジ部をどうするか、という点にずいぶん苦心したようなり。また、通常のカメラ付きケータイには付いている「マクロ切り替えスイッチ」も可動部を減らすという目標に従って電動化。モーターを内蔵してレンズを切り替えるという、珍しい手法を採用しているようなりよ。耐水性能を実現するために、いろいろな工夫がされているなりね。
開発陣が「一点の妥協もない」と豪語し、「長い時間、愛着を持って使っていただける端末になっているのではないか」(ケータイWatchより)と自負する「G'zOne TYPE-R」。早く実機を見てみたいなりね。ソニー・エリクソン一辺倒のコ○助も、浮気してしまいそうなりが、将来的に「G'zOne」シリーズのWIN端末も検討しているようなので、それが発表されるまでは我慢、我慢なり。