竹内結子&中村獅童の印象が強いこの作品だけに、気になるのはやはりそのキャストなりが、竹内結子が演じた秋穂澪役にはミムラ、中村獅童が演じた巧役には成宮寛貴、子役には映画版と同じく武井証が起用されるようなりよ。ミムラは20歳、成宮寛貴は22歳と、子供(武井証は7歳)を持つ親の役を演じるにはちょっと若すぎるような気がするなりが、このキャスティングから考えるに、恐らく○○の視点から描かれる作品になるのかな、と。映画を観ていない人にネタバレするわけにもいかないので、これ以上は触れることができないなりが、分かる人には分かっていただけるのではないかと(笑)。
それにしても、7月スタートのTBS系ドラマにミムラが出演するという噂は以前から流れていたなりが、まさか主演で来るとは思わなかったなり。ミムラは「ビギナー」でデビューして以来「ファイアーボーイズ〜め組の大吾〜」「離婚弁護士」「めだか」と、いずれもフジテレビ系のドラマに出演してきたなりが、主演した「ビギナー」と「めだか」の2作品の視聴率は、月9枠の「ビギナー」は及第点(15.8%)としても、「めだか」は厳しい評価(9.5%)にならざるを得ないなりね。「ビギナー」は目新しさと豪華共演陣、そして伝統枠という3つの要素が重なっての視聴率なので、ミムラの実力というわけではないし。「いま、会いにゆきます」にはヒット映画のドラマ版という売りはあるにしても、ミムラを主演で推すのはちょっと厳しいような気はするなり。
以前から書いているようにコ○助はミムラのファン。あまり周囲にミムラファンを公言する人がいなくて寂しいなりが、このまま「主演起用→視聴率低迷」を繰り返していくとミムラが消えるのも時間の問題となってしまうので、脇役で、「離婚弁護士」的なポジションでキャリアを重ねていったほうが良いと思うなりよ。もちろん「いま、会いにゆきます」が高視聴率を記録して、ミムラの女優としての評価が高まれば何の問題もないなりが、言葉は悪いなりが映画の二番煎じのドラマが大ヒットするのは難しいだけに、心配で仕方ないなりね。
あれだけ映画版がヒットした「世界の中心で、愛をさけぶ」ですら、ドラマ版の平均視聴率は15.9%。「世界の中心で、愛をさけぶ」よりも話題度で一枚劣る「いま、会いにゆきます」がどの程度の視聴率を記録するのか、ご注目下さいませ。
☆現在までに判明している7月スタートドラマ
月曜20時 「こちら本池上署」(主演:高嶋政伸)TBS系
火曜21時 「海猿」(主演:伊藤英明)フジテレビ系
火曜22時 「がんばっていきまっしょい」(主演:鈴木杏)フジテレビ系
水曜22時 「おとなの夏休み」(主演:寺島しのぶ)日本テレビ系
木曜20時 「タイトル未定」(主演:柴田恭兵)テレビ朝日系
木曜22時 「電車男」(主演:伊東美咲)フジテレビ系
木曜22時 「女系家族」(主演:米倉涼子)TBS系
金曜23時 「はるか17」(主演:平山あや)テレビ朝日系
日曜21時 「いま、会いにゆきます」(主演:ミムラ)TBS系