かつては多くのモバイルユーザーを虜にした「libretto」シリーズゆえに、発表された直後から現役&元ユーザーからの厳しくも優しいチェックが入っているなりが、「物欲番長」ことスタパ斉藤氏は自身のブログで「急激にリブレットモードに入る拙者であった」と、かなり新製品に刺激されている様子。「libretto」ユーザーでもあるコ○助的には、東芝の製品ラインアップに「libretto」が復活したことは諸手を上げて歓迎なりが、今回発表された「libretto U100」はデザイン、機能面ともに微妙という印象で、残念ながらそれほど刺激はされなかったなりよ。現役&元ユーザーの反応は賛否が真っ二つといった感じなりね。
そんな「libretto U100」の開発の経緯や設計思想などについて東芝の開発担当者が語ったインタビュー記事が、インプレスに出ていたなり。「libretto」ユーザーのみならず、ミニノートに興味がある人は必見の内容となっているなりよ。
「もともと記念モデルに関しても当初はSS SXのみで計画されていました。しかし開発の現場からは“どうしてもlibrettoをやりたい”という要望が強く、数多く上がってきたんです」
「新librettoの開発メンバーは全員、そのころ(=libretto全盛期)のlibrettoの開発を知りません。学生時代や新入社員時代にlibrettoのユーザーだった人間が多い。中には自分でlibrettoの開発をしたいから東芝への入社を希望した者もいます」
「単に小さなPCというだけでは、メール専用パソコンになるだけです。それではつまらないということで、Qosmioシリーズで培った高画質化ノウハウとソフトウェア資産を活かし、WXGAでドットピッチが細かい液晶パネルを使いました」
どちらかというとニッチなニーズに合わせた製品だけに、採算面だけを考えたらきっと再製品化はなかった可能性が高いという「libretto U100」。製品化に漕ぎ着けたのは、東芝の開発現場で働く、「libretto」に深い愛情を注ぐ社員の熱意によるところが大きかったようなりよ。ユーザーだった人たちが、東芝に入社して、愛情を込めながら新製品を開発していく。素敵な話じゃないなりか。
モバイルパソコンの購入を検討していた人は、ぜひ「libretto U100」も選択肢に加えてみて下さいませ。
[全モデル共通の仕様]
・バックライト付き7.2型ワイド液晶を搭載(1,280×768ドット対応)。
・OSはWindows XP Home Edition SP2を搭載。
・CPUはPentium M 超低電圧版 733の1.10GHz。
・メモリはPC2700 DDR SDRAM 256MB(最大1GB)。
・HDDは60GB。
・指紋センサーを搭載。
・キーボードのキーピッチは14mm。
・標準バッテリーの駆動時間は約5.3時間。
・重量は999グラム。
・SDカードスロット、PCカードスロット、USB2.0×2、IEEE1394、IEEE802.11b/g、100BASE-TX/10BASE-T、Bluetooth V2.0+EDRを搭載。
[各モデルの仕様]
【libretto U100/190DSB】
・DVDスーパーマルチドライブ「リブレットDVDドック」付属(ドック装着時の重量は1.49kg)。
・「Office Personal 2003」を搭載。
・本体色はエターナルブルー。
・239,800円+30,000円分ギフト券還元(Amazon.co.jp)。
・4月29日発売予定。
【libretto U100/190DSW】
・DVDスーパーマルチドライブ「リブレットDVDドック」付属(ドック装着時の重量は1.49kg)。
・「Office Personal 2003」を搭載。
・本体色はピュリティスノーホワイト。
・239,800円+30,000円分ギフト券還元(Amazon.co.jp)。
・5月13日発売予定。
【libretto U100/190NLB】
・「リブレットDVDドック」などを省いたシンプルモデル。
・本体色はエターナルブルー。
・189,800円+20,000円分ギフト券還元(Amazon.co.jp)。
・5月13日発売予定。