「本体は日本のほうが早く投入されているのに、UMDビデオはアメリカが先なのか?」という懸念も出ていたなりが、ようやく3月3日に、4月から順次販売されていくことが正式に発表されたなりね。現時点でUMDビデオに参入を表明しているのは27社。どのようなメーカーが参入するのかザッと見ておくと。
・株式会社アクアプラス
・アスミック・エース エンタテインメント株式会社
・株式会社アニプレックス
・株式会社エンターブレイン
・株式会社カプコン
・株式会社コーエー
・有限会社サイデラ・パラディソ
・株式会社JSDSS(ジーダス)
・株式会社GDH
・株式会社 小学館プロダクション
・株式会社スクウェア・エニックス
・株式会社スパイク
・株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
・株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
・株式会社デジタル・メディア・ラボ
・株式会社 東北新社
・凸版印刷株式会社
・株式会社トミー
・日活株式会社
・株式会社ハドソン
・株式会社ハピネット
・株式会社バンダイ
・バンダイビジュアル株式会社
・株式会社ポニーキャニオン
・株式会社 マーベラスエンターテイメント
・株式会社メディアワークス
名を連ねている企業名を見渡した感じでは、映画会社はそれほど多くは無いなりね。基本的にはやはりソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのハリウッド作品が多くラインアップされることになりそうなり。あとはアニメ関係の会社と出版社、ゲームメーカーといった感じなりか。
今回の発表に合わせて、まず第一弾として4月13日に発売されることが明らかになったのは、ソニー・ミュージックエンタテインメントの音楽ソフト8タイトル(中島美嘉、SAYAKAなどの映像作品。2,940円〜4,935円)と、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの映画ソフト3タイトル(「スパイダーマン2」「バイオハザードII アポカリプス」「ヘルボーイ」。各3,990円)。タイトルを見た限りでは、キラーソフトと言えるものが見当たらないのが辛いところ。また、DVDソフトとほぼ同じような価格なので、あえてUMDビデオを選択するメリットが少ないのも気になるなり。
今後UMDビデオを普及させていくには、どれだけ参入企業を増やしていけるかという点と、どれだけ価格を下げられるかという点が問題になってくるなりが、直接競合するDVDに比べてUMDビデオが優れている点をアピールしていかなければ、なかなかヒットは難しいかもしれないなりね。UMDビデオ、皆さんは欲しいなりか?