この橋は、橋脚の接地面がすでに地上から270メートルほどの地点にあるため、実際に道路がかけられているのは橋脚の中腹当たりだとしても、地上から400メートルくらいのところを走っていることになるなり。
東京・六本木の防衛庁跡地に建設が進められている「東京ミッドタウンプロジェクト」の「ミッドタウンタワー」が、都内で最も高いビルになると言われているなりが、それでも高さ約248メートル。現在、東京都内で最も高い東京都庁の第1本庁舎が約243メートル。そう考えると、いかに恐ろしい高さか、ということがよく分かるなりよね(笑)。
そんな高さなので、雲よりも高いところに橋がかけられているなりよ。写真を見るとまさに雲海を突き抜けているといった感じ。雲を下に見ながら車を運転する気持ちって、どんな感じなりかね……。山間の峡谷にかけられた橋なので霧も発生しやすそうだし、雲間に見とれていたドライバーが事故を起こす、なんてことも起こりそうな予感が。
ブログ「フランス落書き帳」によると、この橋の全長は2,460メートル。有名なルーブル美術館のピラミッドなどを設計したエッフェル・チーム(Les équipes d’Eiffel)が工事に参加しているのだとか。基本的に一風変わった建築物が好きな企業が参加しているみたいなりね。
いくつか海外のサイトのリンクを張っておくなりが、工事の過程が見られるサイトやQuickTime VRでグルングルン回る写真を見ることができるサイトもあるので、気になる人はぜひチェックしてみて下さいなり。しかし凄いもの作るなりねぇ。