しかし今、このコラムのカテゴリは「映画・DVD」。なのに何故クランペット?実は、このクランペットのメーカーでもある英国のベーカリー企業「ワーバートンズ」が新製品「チーズ味クランペット」を発売したそうなんですが、そのキャンペーンの一環で「映画で最も『クサい』と思う台詞」と言うのをアンケート調査したんだそうです。英語で「クサい」とは「チーヂィ(Cheesy)」と言うのですが、それにひっかけたプロモーションだったんですね。
で英国人2000人余りから回答を得た、その結果ですが。堂々の第1位が「タイタニック」でレオナルド・ディカプリオが演じた青年の台詞
「俺は世界の王だ!」
"I'm the king of the world!"
だそう。確かにリアルで言われたら引く(笑)。映画の中で、しかもレオ様だから別にいいが(ちょっと好きだし)。海の底に沈んだ「世界の王」レオ様に続いて上位に食い込んだのが
「誰も『ベイビー』を離したりしないさ」
"Nobody puts baby in the corner."
(映画「ダーティ・ダンシング」よりパトリック・スウェイジの台詞)
ぶはははははっ!パトリックス・ウェイジの存在自体がクサいし(笑)。女性として最上位に食い込んだのは、「フォー・ウェディング」のアンディー・マクドウェル。
「まだ雨が降ってるの?気が付かなかったわ」
"Is it still raining? I hadn't noticed."
気づきなさいって。
個人的にウォール真木が映画史上、一番クサい場面だと信じているのは「インディペンデンス・ディ」でホイットモア大統領のビル・プルマンが
「今日、我々は、我々のための独立記念日を祝おうではないか!」
"Today we celebrate our Independence Day!"
と演説して本当に自ら戦闘機に乗り込んで率先してエイリアンと戦うシーンですかね。シークレットサービスがゆるしませんよそんなこと(笑)。っと、これは第7位だそうです。
この他、第4位以下の結果を下に記しておきますので、読んで「にやり」として下さいまし。
4位:「(愛していると言われ)私も」
"Ditto."
(「ゴースト ニューヨークの幻」より、デミ・ムーア)
5位:「俺と飛びたいのなら、いつでも言いな」
"You can be my wingman anytime."
(「トップガン」より、バル・キルマー)
6位:「私は、男の子の前で『私を好きになって』とお願いしている普通の女の子なのよ」
"I'm just a girl ... standing in front of a boy ... asking him to love her."
(「ノッティング・ヒル」より、ジュリア・ロバーツ)
7位:「今日、我々は、我々のための独立記念日を祝おうではないか!」
"Today we celebrate our Independence Day!"
(「インディペンデンス・ディ」より、ビル・プルマン)
8位:「やつらは俺たちの命を奪うかもしれない。だが、自由までは奪えないんだ!」
"They may take our lives, but they will never take our freedom!"
(「ブレイブ・ハート」より、メル・ギブソン)
9位:「あなたが戻っただけでいいの」
"You had me at hello."
(「エージェント」より、レネー・ゼルウィガー)
10位:「あなたは神が使わしてくださった救世主なのね」
「いや、私はただの郵便配達屋ですよ」
"You're a godsend, a savior."
"No, I'm a postman."
(「ポストマン」より、盲目の女性とケビン・コスナー)
ほほう。しかしウォール真木としては9位の「ブレイブ・ハート」は意外ですねぇ。あの台詞感動したのよ、私は(汗)。