他の新聞各社のネットによる生活情報をみてみると、asahi.comはニュース特集内に「ライフラインなどの状況」、MSN-Mainichi INTARACTIVEは「被災者向け生活関連情報」、Sankei Webはリンク集の「新潟県中越地震 ライフライン関連リンク」をそれぞれ設置しているけど、YOLの「震災掲示板」は情報を広く一般から募り反映している点が他社のものと比べて秀逸なのだ。
例えば、「【給水】▽見附市=午前9―午後4時、上北谷小、見附第二小、今町中、庄川保育園、新潟小、建設業協会(昭和町1)、中央児童公園。いずれも容器持参。問い合わせは同市役所0258・62・1700▽十日町市=20台以上が市内約90か所の避難所で随時。問い合わせは、同市役所0257・57・3111。」など、被災者が求めていそうな情報が詳細に、しかも見やすく掲載されている。さらに、トップページ左上にリンクがあってアクセスしやすいのだ。
こうした状況こそマスコミの力、ネットの威力が発揮される場面。より被害者に根差した情報を、迅速かつ詳細に伝えてほしいのだ。ちなみにMSN-Mainichi INTARACTIVEでは「義援金の窓口一覧」を掲載している。