あまり詳しく明らかにされていないといえば、価格や発売日だけでなく、「AV機器」としての「PSP」の側面。とかくゲーム機としての機能や性能が語られる機会は多くても、どの程度のAV機能を併せ持っているのか、という点についてはスペック表が出ているくらいで、あまり突っ込んだ情報が出ていなかったように思うなり。そんな疑問に答えるべく、ソニー・コンピュータエンタテインメントの開発研究本部、ネットワークシステム開発部部長の川西泉氏がGAME Watchのインタビューで「PSP」のAV機能について語っているなり。
「マジックゲートに対応していないメモリースティックデュオでもMP3ファイルが入っていれば、特に問題なく再生できる」
「パソコン上のMP3ファイルを、メモリースティックデュオにドラッグ&ドロップすれば、PSPでそのMP3ファイルを再生できる」
「メモリースティックデュオに入ったJPEG画像、ATRAC3plus、MP3ファイルを再生することが可能」
「年内には必ず出せる」
「(価格は)未定。皆さんに納得いただける価格で出したい。そのために努力する」
MP3をそのままドラッグ&ドロップすれば「PSP」で聞くことができるというのは、ちょっと驚き。これまでセキュリティガチガチだったソニーの音楽プレーヤーに比べると、かなり柔軟な作りとなっているなりね。ゲーム機として以外にも、携帯オーディオプレーヤーとしても魅力的かも。まあ携帯オーディオプレーヤーというにはやや大きいし、メモリースティックデュオが価格が若干高いのがネックではあるなりが。
噂を振り払うかのように、「年内発売」を強調していたようなので、そこは信じて待つとするなりか。純粋なゲーム機の「ニンテンドーDS」とはまた違った魅力のある「PSP」。コ○助も可能ならば両方欲しいと思っているだけに、どうかそれほどバカ高い価格で登場しませんように。