このブログサービスの提供も含めて、Yahoo! JAPANの大蘿淳司マーケティング部長がINTERNET Watchのインタビューに答えているので、簡単に見ておくことにするなり。
「今のブログ、すなわち日記としてのブログという位置付けだけでは長続きはしない」
「日記ではないブログでは、Yahoo! JAPANでなければ実現できない部分がかなりあるだろう」
「単に日記のようなものを提供するのだったらすぐにでもできるのだろうが、トレンドに乗るために不十分なサービスを開始しても意味がない」
「ブログ=日記」というイメージはどこのサービスが作ってしまったのかは定かでは無いなりが、このイメージは確かに強いなりよね。もっともっと違うことができるのに、このイメージでスタートしてしまったのは、ブログにとってはちょっともったいない話。そこら辺を十分に踏まえた上で、既存のサービスと連動させた新しいブログサービスを提供しようとしているYahoo! JAPANのサービスには期待しても良さそうじゃないなりか。
また、このインタビューではライブドアや楽天の参戦で盛り上がるプロ野球の球団経営への参戦の可能性についても触れているなり。
「Yahoo! JAPANのスタンスから言えば、プロ野球は我々のビジネスの領域とは違う」
「Yahoo! JAPANは以前から全方位をカバーするというか、特定のチームなどに偏らないスタンスをとっている。(中略)特定球団を揚げた瞬間にYahoo! JAPANのスタンスではなくなる」
と、いうわけなので、Yahoo! JAPANを含めたソフトバンクグループのプロ野球参戦の可能性は無さそうなりね。サイトとしての「色」を付けないことがYahoo! JAPANのウリでもあるので、当然といえば当然のスタンスなり。
ほかにも音楽ダウンロード販売や今後のマーケティングなどにも話が及んでいてなかなか興味深いインタビューなので、気になる人はぜひご一読を。