「最近、何かと大変でしょう」という記者に、「『車輪が外れるんだろ』とか『ブレーキ効かなくなるんだろ』とか、『ハンドルはとれないんだろうね』なんてことも言われました」と答える販売店員。「タイヤなんて外れませんし、ブレーキだって問題ありません。ましてハンドルなんて…。確かに隠していたのは悪いことですが、わたしたちは信じて売っていたんです。マスコミも騒ぎ過ぎだし…」と、少しかわいそう。しかし、値段交渉になると副題の通り「(パジェロの値引きは)1割未満がギリギリ」とのこと。他の車種もそれほど値引きしてくれないみたいなのだ。ZAKZAKは「これでは人気急落前と大きな変わりはない」としているけど、記事の終盤にある通り、1社が新車の値段を下げると値崩れ起きる可能性があるので、たぶんオプションなどで差をつけていくのだろう。う〜ん、でも業界自体オプション競争が激化しているから、そんなんでお客さんが集まるのだろうか…。
その点、中古車市場では“暴落”真っ最中で、「150万円だったパジェロが135万円で取り引きされている」のをはじめ、人気のeKワゴンやコルトも値下がり気味。しかも今後もっと安くなるそうなのだ。でも、映画「ワイルドスピードX2」(ジョン・シングルトン監督)で登場した大人気のランサーエボリューションの値段は下がらないだろうな。
ユーザー離れが加速する三菱自動車。不祥事の元であるグループの三菱ふそうに販売台数を抜かれた、なんていう理不尽なデータも出ているけど、クルマの買い換えを検討している人には、値下がりは嬉しいニュース。1〜2年乗るのだったら、猶予期限切れ寸前(規制はすでに実施中)のディーゼル車との合わせ技で超激安中古車を探してみては?