具体的には球場、球団、大手ゼネコンの複数の関係者でプロジェクトチームを結成。今月末には阪神電鉄本社の関係者をアメリカに派遣し、どのようなスタジアムが新しい甲子園に向いているのかを視察するというなり。ちなみに、新しい甲子園球場のスタイルは、ドーム型の球場には否定的で、天然芝の、屋根なしタイプの球場を軸に考えている模様。まあこれはメジャーリーグでもドーム球場から屋根なし球場への回帰が叫ばれているなりからね。同様に、人工芝から天然芝への回帰も盛んに言われていることなので、現在天然芝で屋根なしの甲子園球場を改悪させる必要はなし。現在の良さをうまく引き継いだ球場にして欲しいものなり。
ただ、大規模な改修となると、心配なのは甲子園球場の「味」であるツタの処遇について。あのツタがあってこそ、趣深い甲子園球場という感じもするので残しておいて欲しいところなりが、近代的な球場に生まれ変わるであろう新甲子園球場にツタをそのまま移管させることができるのかどうか。今のところその点については全くの未定のようなりが、うまく新甲子園球場とツタが共存できるかたちになると良いなりねぇ。
あれだけの大きさの建築物なので、2008年着工だと完成は2010年くらいになるかもしれないなりね。まだまだ先の話なりが、着々とプロジェクトは進行しているようなので、続報を楽しみに待ちたいところなり。