「改悪だ」との厳しい声も出ている最大の要因は、全面的にフラッシュでデザインされている点。デザイン的に凝ったものというわけではなく、テーブルでも組めそうなデザインに無駄にフラッシュを多用していることで、サイトの全体的な容量がかなり重くなってしまっているなりね。また、単にフラッシュの容量が重いだけでなく、それが結果としてサーバに負担を与えているため表示がかなり遅くなってしまっているなりよ。ADSL環境のコ○助ですら、待ち時間が長くて見るのをやめてしまうほどなので、まだまだ多いダイアルアップ環境の人にしてみたら、継続的に見ようとは思わないのではないかと。
オリコンといえばランキング、ということでランキングのページを見るためにサイトを覗いていた人も多いかもしれないなりが、単純にCDのセールスランキングだけだったらプラネットのほうが軽くて、見た目も見やすくて良いのかも。まあ一般的にはオリコンの集計が第一である上に、集計方法が異なるので厳密には等価のランキングとは言い難いなりが、ちょっとした傾向を知る上ではプラネットのチャートでも問題は無さそうなりよ。また、どうしても「やっぱりオリコンがいい!」という人はexciteミュージックなどに配信されているランキングをブックマークしておくのも良さそうなり。こちらはランキングの種類がオリコンのサイトのものよりも少ないなりが、最低限必要なものは揃っている感じなりね。ここら辺は両方をうまく使い分けると情報のチェックが効率よくできて良いかもしれないなり。
「ランキングに依存しない」というのが今回のリニューアルの最大の目的のようなので、「オリコンにはランキングしか期待していない」という層をどこまで引きつけられるかが課題になるなりが、サイトが重すぎる&フラッシュがやや鬱陶しいというのは、かなりのマイナス要素になるのではないかと。一度リニューアルしてしまったらなかなかデザインを変更しづらいものがあるなりが、オリコンがどうユーザーの声に対応していくのか、注目しておきたいところなり。