負けることは全然構わないと思うなりよ。長いシーズン、開幕から調子が上がらないなんてことはよくあることだし、全勝できるわけではないし。でも、負け方ってあるじゃないなりか。昨日の試合では、伊良部投手は守備をする気が全く見られず、3度も凡ミスを繰り返していたなりね。捕球しようとしない、カバーに入らない……。あまりの怠慢プレーぶりに佐藤投手コーチは「30歳を過ぎて、基本的なこともできていない。ベースカバーなんて何十回も言ってる基本的なこと。あれでは野手がかわいそう」とおかんむり。試合後に行われた緊急ミーティングの場では、各コーチから辛辣な評価が下されていたようなり。
ただ、伊良部投手は昨年オフにFA宣言したのを、2年総額7億円という巨額契約で引き留めた選手。これまでの実績を踏まえても、そう簡単に見切れる選手ではないし、もう少しの間は辛抱して起用していくしか無いなりかねぇ。内心は即刻2軍落ちさせて、代わりに若い選手を1軍に上げた方が良いと、阪神ファンの誰もが思っているところなりが。このまま伊良部投手の調子が上がってこないようだと、なかなか難しい起用法になりそうなりね。
ちなみに、伊良部投手が今後も結果が残せなかった場合、2軍落ちが通告されたときに代わって1軍に上がるであろう選手は、2年目の杉山直久投手。オープン戦で結果を残した自由獲得枠右腕なりが、非常に球に力があって、将来有望との評価の投手なりね。早く杉山投手を見てみたい気もするし、伊良部投手にはもっと頑張って欲しい気もするし……。
ま、とりあえず伊良部投手にはもう少しチャンスが与えられるようなので、そのチャンスでちゃんと結果を残してくれることに、まずは期待しておきたいなりね。