聞けば本場・名古屋にも味噌かつの専門店は少ないらしく、老舗として有名なのは「矢場とん」というお店だというなり。名古屋出身の人に「矢場とん、どうなのよ」と聞くと「矢場とんは相当うまい。やばい」という答え。「豚のスジ肉からとったスープを熟成したみそで煮込んだ、秘伝のタレ」が誉れ高き名店と呼ばれるにふさわしい味を醸し出しているというなり。う……、そんなに力説されると食べたいモード全快になるじゃないなりか。
そんな「矢場とん」が、実は今月上旬に東京・銀座に上陸を果たしたなり。場所は銀座駅から徒歩3分という好立地。東京でも一等地に出店したなりね。公式サイトによると、開店以来、連日満員御礼の状態なのだとか。
東京への出店に関して、「矢場とん」は名古屋タイムズの取材に対して、こう答えているなり。
「ほかの店でもみそかつをメニューにするところもあります。しかし、お客さんは一回目に食べたものをまずいと思ったら、もう“みそかつすべてがおいしくない”ってことになってしまいます。それなら、うちのみそかつを食べてからみそかつを語ってほしいんです」
名古屋での人気という実績に裏打ちされた自信が垣間見られるコメントなりが、東京の人に味噌かつのうまさを伝えようとする姿勢がヒシヒシと伝わってくるなりね。これは一度試しに行かないといけなそうなりね。コ○助が抱いていた味噌かつの概念が変わるかもしれないなり。
皆さんも名古屋や銀座にお出かけの際には、ぜひ「矢場とん」に足を伸ばしてみてくださいませ。
あ、余談なりが。3月19日のTBS系「はなまるマーケット」と、4月22日の日本テレビ系「どっちの料理ショー みそかつ丼 VS 豚バラ丼」にも「矢場とん」が登場するようなり。そちらもお見逃しなく。