前園選手は韓国には1年間滞在していたなりが、Kリーグでは5指に入る破格の年俸(1年2,000万円)と、3LDKマンションに高級車付という超好待遇だったにも関わらず、残念ながらほとんど控え選手としてプレーしていたなり。生活環境やプレースタイルの違いに戸惑って実力が発揮できなかったと伝えられることもしばしばなりが、アトランタオリンピックの「マイアミの奇跡」から早8年。もう、これが前園選手の実力なのかもしれないなりね。最も輝いていた時期を知っているだけに、なおさら今の状態が寂しいなり。
ヴァンフォーレ甲府には、オリンピック代表の頃にコンビを組んでいた小倉隆史選手も所属しており、「オグ・ゾノ」のプレーが見られるのは確かに魅力的。ただ、この魅力が過去の栄光を引きずっているだけで、現時点の正当な力を評価されての魅力でないところが悲しいところなりが。
いまだに前園選手の復活を願う人は多いはず。それはもちろん小倉選手に関しても同様なりが、ヴァンフォーレ甲府で一暴れして、どうか再びプレーの面で脚光を浴びて欲しいものなり。