X線に引っかかる理由は様々なのですが、今回はちょっと変わった物で引っかかった女の方がいました。その方が引っかかった原因はなんと装着していた貞操帯。
貞操帯とは、古くは救世軍の頃からあるといわれます。長期戦地に赴く夫が、自分の留守中に妻が浮気をしないように着けさせたとする、「鍵付」の下着の事を言います。まあ、実際夫が着させたという事実はあまり信憑性がないようで、実際は女性が強姦対策の為に自発的に付けたものなのだとか。しかし、長期着るもので、しかも比較的裕福な階級の人間の間で使われていました。デザインも、宝石を豪華にあしらった物がヨーロッパ各地から見つかっています。木製の物もあったそうですよ。
今回空港で引っかかった女性はイタリアの40歳の方。何でも、ギリシアに小旅行中に妻が浮気をしないよう、夫が強制的に付けさせたのだとか。うーん、信用がそこまで置けなかったのか、それともギリシアではまだそういう風習があるのか。確かではありませんが、見つかった本人はさぞかし恥ずかしかったでしょうね・・・
発見方法は、同行していたお父さんがチェックしたみたいです。まぁ、鍵が無いので外せませんし、特に危なくも無いだろうという事で、この女性は無事にロンドンに飛べたみたいです。
皆さんも、空港に行くときには「リラックスできる格好」で行きましょう。裸足になれるようにスリッパとか持っていくの、お勧めですよ。特に国際線は裸足になれると凄く楽ですよ!