昨年末に発売された「FinePix F610」は、そんな縦型デジカメの最新機種。基本的なデザイン部分は、初期モデルから大幅な変更が無いなりが、その内部はかなり進化しているなりね。「FinePix F610」はハニカム処理とはいえ、最大1230万画素を実現した超高画素が大きな特徴。12.3メガピクセルという、プロ向けとして登場しているデジカメに匹敵するほどの画素数を誇っているなり。もうここまで来ると、普通のスナップ写真を撮る程度だともったいない感じがするなりよね。印刷物とかにも耐えられそうなレベルなだけに、スナップ写真目的なら他のデジカメを検討した方が良いのかも。ただ、一般的に言われるCCD]の画素数的には630万画素。あくまでもハニカム処理で最大1230万画素なので、そこは割り引いて考える必要はあるかもしれないなりが。
「『広めに撮って、後で好きなサイズに切り出せる』というメリットは、フレーミングに慣れていない初心者にとってもありがたいもの」
「“カメラは両手で抱えてワキを締めて”という撮影スタイルを否定するような使いづらさがあるのだ」
「縦型の使いづらさは、慣れれば気にならなくなるのかもしれない。使い勝手のデメリットをカバーしてあまりある魅力が、F610にはある」
なるほど、画素数が高いというメリットを初心者が活かすには、被写体に寄らずに大きく写真を撮って、あとから切り出すという方法があるなりね。確かに、それは後で好きな構図で切り出せるので、失敗写真はグッと減るなりか。でも、切り出すレタッチ作業まで想定しなくてはいけないのは、ちょっと面倒くさいかもしれないなり(笑)。
これだけの画素数でいったいどれくらいの価格帯で販売されているのかが気になるところなりが、価格.comで見てみると45,800円が最安値。だいたい5万円はしないというのが相場といった感じなりか。結構安いなりね、これ。コストパフォーマンスは悪くなさそうなり。
とにかく高画素のデジカメが欲しいという人はぜひご検討を。