ヤクルトの高津投手は、言わずと知れたセ・リーグを代表する名ストッパー。ヤクルト一筋13年、積み上げたセーブ数は260、セーブポイント数は289。ともに現マリナーズの佐々木主浩投手を抜いて歴代1位の金字塔を打ち立てたなりね。高津投手が本格的にストッパーに転向したのは1993年からなりが、この10年間は不動のストッパーとしてヤクルトの最後を締めくくるのは高津投手、というのが当然だっただけに、仮にFA権行使後に他球団(メジャー含む)に移籍なんてことになったら、ヤクルトの風景がガラッと変わってしまうことになるわけなり。
高津投手は以前からメジャー志向があるとは言われ続けてきたなりが、今オフの契約交渉でも満足のいく契約内容だったらヤクルトとすんなり契約をする「はず」だったと伝えられているなり。どうやら、高津投手は複数年契約を希望したのに対し、球団があくまでも単年にこだわったことが、しこりを生んでしまったようなりよ。まあ球団も経営判断ということなので、仕方ないことかもしれないなりが、もし移籍なんてことになったら、球団の功労者を手放すことになってしまうわけで。良いのか、ヤクルト。そんなに簡単に手放すことになってしまっても……。
メジャーではヤンキースが調査を開始したという噂もあるし、ストッパーが固定できずに悩み続ける巨人が参戦する可能性もあるなりよね。高津投手、来季はいったいどこの球団に……。