松井選手は平成8年、10年、14年の計3回、日米野球に出場しているなり。通算成績は18試合に出場、打率.382、2本塁打、11打点、10盗塁。最近の日米野球は親善試合というよりも、「将来のメジャーリーガーを発掘する場」としてメジャーのスカウトが大挙して押し寄せる場ともなっているなりが、出場した全ての日米野球で松井選手は高い評価を受けていたなりよね。その評価は当然松井選手の耳にも入っていただろうし、長年FA権取得を待ち望み、メジャー行きを夢見ていたのは想像に難くないところなり。
西武、およびパ・リーグのファンにしてみれば、寂しいことこの上なし。でも、もう日本のトップまで上り詰めた選手の次のステップはほぼ必ずメジャー、という流れだと思って諦めて、次のスターの誕生を楽しみに待つのが前向きで宜しいのではないかと。
メジャー挑戦を表明した以上、これからはメジャー数球団による争奪戦。今のところドジャースが有利と言われているなりが、果たしてどこが「リトル松井」を獲得することができるのか。今オフのFA選手の超目玉、松井選手の動向に注目なり。