「2時間の映画を5本くらい飛行機の上で見てしまいたくなるレベルのものが欲しい」
「コンテンツがネットワークで来るのが本当はいいんだろうが、ネットワークインフラはまだまだ経済的に出来ていない」
「PSPはパッケージの手軽さで行きたい。朝食の間に映画を(メモリに)ダウンロードして持ち出すのと、駅の売店でワンコインで買えるのとどっちが楽しいかなと。例えば、キヨスクで480円とか680円の雑誌を買うような感覚でコンテンツを提供できれば面白い」
「PSPは、たくさんのことができる“汎用のウォークマン”。何でもかんでも入る」
魅力的な未来が語られる「PSP」。まだその実態は明らかにされず、SCEIの構想のみが明らかにされているのが現状なので、この大風呂敷を鵜呑みにして良いのかどうかは分からないなりが、久夛良木氏が語っている「ウォークマンが登場した時がまさにそうだった。僕は今でも覚えているけど、あの音質を耳にしたとき『オッ』となった。PSPも同じ感動を提供できると思う」というコメントに、期待をかけたいじゃないなりか。世界的に大ブレイクしたウォークマン並のヒット商品となるのかどうか。
「PSP」の今後のスケジュールとしては、来年5月にアメリカで開催されるE3でプロトタイプを発表、2004年秋に日本で開催される東京ゲームショーでソフトが遊べる状態で展示、そして2004年冬に発売される予定。スケジュール通りスムーズに行ったとしても、まだずいぶんと先の話なりが、かなり楽しみなりよね。待ち遠しくて仕方ないなり。
このインプレスのインタビュー記事、超ロングインタビューなので、「PSP」が気になる人はぜひぜひ。